ACM Siggraph 2004 メモ

(2004年8月7日〜12日、米国ロス)

皆様

シーグラフ見学は、今年で、7回目(1998年から)です。早いもので、10年間のパスポートは、あと2回で期限切れです。さて、以下、今年のシーグラフ2004のメモです。


【日本8月7日】渡米

  1. 成田空港

【米国8月7日】

  1. 米国ロサンジェルス空港
  2. コンベンションセンタ(会場)
  3. ホテル

【米国8月8日】初日

ホテルを7:25AMに出て、シャトルバスに乗り込む。朝飯は、いつもの会場のカフェテリアで、コーヒー(スターバックス)とクリームチーズを付けたベーグル。
  1. Sketchs: Artistic Depiction
  2. Sketchs: Sketchy Sketches
  3. 昼飯: AJ氏、YG氏(OLM)、KM氏、KN氏(TBS)と、フィガロア・ホテルの隣のイタめし屋で、昼食。
  4. Alias User Group
    昼食後、KN氏とユーザ会の会場へ歩く。会場で、KW氏(TBS)と会った。

【米国8月9日】

朝昼晩は、会場のカフェテリアで取った。
  1. Papers: Graphics is Fun
  2. アニメーション・シアタ
  3. キーノート
  4. ポスタビュー
    今年は、パネルでの技術紹介コーナが有った。セルアニメ制作関係で幾つか面白いも の数件。
  5. アートギャラリ、イマジェンシ・テクノロジ
    今回も、色々なものが置いてありましたが、モーションキャプチャと連携する泳ぎの仮想現実感など大物が割と置いてあった。でも、今年は、意外性のある作品はなかった。
  6. Sketches: I've Seen Fire and I've Seen Rain
  7. エレクトリック・シアタ

【米国8月10日】

朝昼は、会場のカフェテリアで取った。晩は、ホテルのパンダの中華で済ませた。
  1. Sketches: Design and Visual Communication
  2. Identifying & Sketching the Future
  3. Sketches: Creatures of "Van Helsing"

【米国8月11日】明日12日が最終日

朝昼晩は、コンベンションセンタですませた。
  1. Sketches: Art-driven Modeling
  2. Papers: Video Based Redering
  3. Papers: Shape Analysis
  4. 展示会(追加)
  5. Sketches: Effects Omelette
  6. Pixar User Group
    人の集まりは、例年並み。
  7. Siggraph リセプション
    Pixar User Groupが時間を押して、不参加。チェケットがもったいなかった。

【8月12日】最終日

今日8月12日で、シーグラフ2004は閉会しました。発表された方、出展された方、誠に、お疲れさまでした。
  1. Sketch: Art on the Small Screen
  2. Sketch: Augmented Reality
  3. Sketch: Mixed Reality Applications
  4. Sketches: Beautiful Things
  5. Papers: Fixing Models
以上、5日間、今年も、エキサイティングでした。

明日13日に帰国の途に付き、日本へ14日に到着。翌日、趣味で、早朝から、コミケ66へサークル参加してます。起きられるかが、問題だ。サークルチケットが1枚余っているのが、もったいないかな。


【米国8月13日】帰国

  1. ホテル
  2. 空港

【日本8月14日】

  1. 空港

【あとがき】

  1. 今まで(ここ7回)を振り返ると、3次元CGの分野は、2000年までは、リアルタイムの粘性流体の表現など、当時まで困難(不可能)とされていた課題を解決するような派手な技術(手法)革新が続きました。これとは対照的に、2001年(21世紀)になってからは、それまで発見された技術(手法)の使い込みがなされ、色々な映画や、その他の映像へ適用され、より身近なものとなってきました。また、同時に、今まで、なおざりにされていた2次元CG分野や、リアル世界との連携分野(各種デバイス、コンピュータビジョン、オーギュメンテッド・リアリティなど)への適用も進み、その裾野を広げ、ユニークなアイディアが出てき始めいます。また、今回は、どちらかと言うと技術者でなく、アーティストの発表も目立っていました。

  2. 今回、映画メーキングの発表としては、シュレック2、デイ・アフタ・ツモロ、ヴァン・ヘルシング、アイ・ロボットが、目に付きました。

  3. ホテルは、やはり、コンベンション・センタに近い方が便利で良いかなと、再認識。来年も、ロサンジェルスなので、反省して、近いところします。来年も楽しみです。

以上


(C) 2004. Hirofumi Inomata