ACM Siggraph 2000

written by Hirofumi Inomata


7月21日(米国)

やっと、ニューオリンズに到着しました。ホテルに着いたのが、18:00過ぎ ていたので、ファーストフードはマクドナルドしか開いてなくて、 ビックマックセットを食べながら、返事を書いてます。味も大きさも、 日本と同じでした。初めて食べる米国ビックマック。
 どうもホテルに、レストランがついてないようで、ひぇーという感じです。

 さっそく土産話ですが、預け荷物が、ダラスまでは有ったのですが、 米国ローカル線で、ニューオリンズに着いたら、来てませんでした。 どうも、荷物は、乗り遅れたようです。多分、これはきっと、旅行保険に、 いつもは付けてない荷物遅れで10万円のオプションを付けたせいかもしれ ないです。取りあえず、10万円ゲットしたみたいです。何しにきたのやら(^^;)。 しょうがなくて、ホテルの近場で、シャツを買いました。明日着いても、 18:00頃だそうです。


7月23〜24日

ニューオリンズからのレポートです。今日7/24は晴れでしたが、多分、 日本より涼しい感じでした。空調がかかっているところは、寒い 程です。
さて、以下は、Siggraph2000 (http://www.siggraph.org)で受講した セッションとAlias|Wavefrontユーザ会の昨日と今日の分です。

(1) 映画「パーフェクト・ストーム」のメーキング(ILM)

 ふんだんに、フルCGの水しぶきや、大波が、出てきます。数年前には 考えられないような規模のシミュレーションです。実写とほぼかわらない というか実写の水面の部分もあるので、それとちゃんとマッチしている ということです。これは、3ホールぶち抜きの会場が、満員でした。

(2) 映画「ミッション・ツー・マーズ」のメーキング

 この映画は、行きの飛行機の中で見たのですが、ストーリーは単純な 娯楽映画です。
 このセッションでは、砂あらし?や、無重力シーンのドクターペッパー や、血液の流れなどのメーキング。あと、船外作業のシーンもフルCG です。SF映画では、特に、人間が直に演じる部分が、少なくなっている ようです。

(3) 映画「ダイナソー」のメーキング(ディズニー)

 この映画は、恐竜と猿がいた時代のストーリーを3次元フルCGで 作成した映画です。このセッションは、登場人物?の恐竜や猿のクリー チャのメーキングでした。ただし、今回、このメーキングには、新し い技術の話はなく、アート的な話で、Mayaや3Dペイントツールを使っ て作ったという話でした。ストーリーは単純で、放映まで、秘密にし た方がいいので、ストーリー説明は、省略。

(4) 映画「スチュワート・リトル」のメーキング

 これは、主人公スチュワートのメーキングで、壇上で、モデリング 前のフィギュアを何体か見せてくれました。なんと言ってもかわいい キャラですが、CG技術のすいを集めたといっても良いクリーチャです。 CGでも、髪の毛、体毛、衣服(服地)の表現を、ここ2から3年で、 市販ツールでも利用可能となり、一気に、クリーチャ作品の質が上がりま した。

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(1)〜(4)は、Alias|Wavefront社のMayaを使っているようです。あと、 Alias|Wavefrontユーザ会では、お世話になっている関 係者にも、ご挨拶致しました。日本で安いジャンクのセル画をわしづ かみで買って、お土産に持っていきました(プロダクション不問)。 欧米人は、こういうのが好きみたいですね。

以上


7月24〜25日

 ニューオリンズからのレポート3です。今日7/25は晴れでしたが、 多分、日本と同じぐらい野外は、猛暑でした。
さて、以下は、Siggraph2000 (http://www.siggraph.org)で受講した セッションの昨日と今日の分です。

(1) Advanced RenderMan セカンド コース

 上記の講演のなかで、シャドーマップを使うと、物体自身の影部 分まで、シャドーマップが適用されるため、光の回り込みの表現が 無効化されてしまうという問題に対して、シャドーマップの計算 時に、小さくしたオブジェクトを使用する手法を用いたとか。 非常に手の込んだ作業になるので、やるにしても大変そう。

(2) エレクトロニック・シアター

 例年、応募のあった作品を選定して2時間程度の映像にまとめ、 主催地の大きな映画館や劇場で、上映するというイベントです。昨年は、 えぐいものが多かったのですが、今年の作品は、多少、おとなしく、 コメディーものが多かった感じです。日本からの作品も、昨年並に、多く 入ってました。ただ、ナムコの鉄拳の映像が3件も入っていた。

 映画関係の映像は、Hollow Man (Sony Picture Imageworks), The Road to El Dorado (DreamWorks SKG), Mission to Mars (The Secret Lab), The Matrix (Manex Entertainment), The Perfect Storm (ILM)でした。  その他、大手プロダクションでは、Pixar Studioが、"For the Birds"という、 笑える雀とアホウドリのギャグを作ってました。テーマは、羽毛の実現だと思い ます。羽毛も、コメディータッチ仕上がっていました。Digital Domainは、 FIGHT CUBE-Brain Fly-Throughとうスターウォーズ1のパロディー作品を 出していました。これも笑える作品です。
 あと、技術関係では、例年に続いて、映像上では、本物の人間と区別が まったくつかないキャラクタを、モーションキャプチャデータ操るという作品 がありました。ここまで来ると、映像で見たものは、本物として理解すること が、難しくなってきます。商用映像以外は、会場でDVDを販売しているので、 それを買って帰ります。

(3) コース・リセプション
 昨日の夜ですが、コース関係者のパーティーがありました。夕食を食いに、 参加しました。現代作家向けの美術館を貸しきっての立食パーティーで、 ジャズの生演奏もありましたが、空調の聞かないガレージで演奏のため、 暑かった。ニューオリンズの食べ物は、変わった香辛料(多分、ナツメグか グローブをふんだんに)で味付けられ、ちょっとなれない感じです。ほとんど、 フライにされているようです。

 通常の食事は、アメリカンスタイル朝食(もしくは、スターバックス)と、 昼は、River Walkの中華に落ち着きそうです。

以上


7月25〜26日

 ニューオリンズからのレポート4です。今日7/26は晴れでした。 今日も、多分、日本と同じぐらい野外は、猛暑でした。 さて、以下は、Siggraph2000 (http://www.siggraph.org)で受講した セッションの昨日と今日の分です。

1.Sketches & Application, Paper

(1) Integration Traditional and Computer Generated Animation

 4セッションあるうち2つ聴講しました。1つは、アニメ映画「ロードツーエルドラド」の鉄砲水シーン(荒れ狂う水)の制作方法の説明。Mayaとパーティクルのプラグインを使っての実演がありました。3年前の制作環境では、とでも出来ない手法でした。2つめは、3次元モデルと2次元画像とのパースの一致のさせ方というもので、手作業でやるということでした。

(2) Geometry

 4つセッションがあって1つだけ聴講しました。2つの図形の間のモ ルフィングを、ユーザ操作無しに、頂点の依存関係のマッチングから、 自動的に、出来るだけ形状を変化させないように、頂点の移動パスを 生成するという1例の紹介。

(3) Digital Animation in Japan

 OLMデジタルの安生氏(元日立)の司会で、スタジオジブリなど日本アニメ 業界のメンツをメンバにしたパネル。日本のアニメでのCGの使用例を 紹介。

(4) Rendering on Devise Platforms

 4セッションあるうちの2件を聴講しました。1つは、Palm用のOpenGL (miniGL)の紹介とその実現方法の説明。palmのメモリ管理は、32KBの セグメント管理を取っていて、コードがまたがれないという問題が あって、できるだけ1つライブラリファイルが小さくなるように したとか。2つ目は、Linix用OpenGLでハードウェアを直に操作する機能 実現の説明。ただし、BSDI用はないらしい。

(5) Animation Theaters

 エレクトロニック・シアターに選定されなかった作品の中から、内容的に 面白いものや、過去のエレクトロニック・シアターの一部が、選定され、 コンベンションセンターの1画で、繰り返し上映される。ILM作品が2件 もあったが、みると、やはりエレクトロニック・シアターに選定された 似た作品の方が、迫力があった。これも、DVDが売られているが、 現在、買うかどうか思案中。

2.展示会
 今日、展示会場をすべて見学しましたので、目についた出展を、ご一報 致します。

(1) NVIDIA Corp.社ブースにマイクロソフトのXBOX(プロト)が展示。

 これは、TVニュースで見たよりもかなり大きく、ミニタワーの幅が、 倍になった感じ。どこにおいて使うのか疑問。

(2) Alias|Wavefront社ブースにアップル社のG4ボックス(モックアップ)が展示。TVニュースで見た感じよりも、一回り小さい感じでした。

(3) アニメ制作システム関係ツール

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(4) 1KTV (V-STAR, http://www.v-star.com)

 シナリオから作成したスクリプトに従って、CGキャラクターが演じるというシステムらしい。ただし、音声は、自ら発声しない。

以上


7月26〜27日

 ニューオリンズからのレポート5です。今日7/27は晴れでした。 今日も、多分、日本と同じぐらい野外は、猛暑でしたが、夕方は、多少、 涼しくなりました。
さて、以下は、Siggraph2000 (http://www.siggraph.org)で受講した セッションの昨日と今日の分です。Siggraphのイベントは明日で終りで、 実況レポートも、明日で終りです。

1.Sketches & Application, Paper

(1) Dynamics

 2件、聴講しました。1つは、人体の運動シミュレーションで、筋肉の 特性を前提に人体モデルを作り、基本動作を実現するライブラリと、その ライブラリーを使って、高度な動作(立ち上がるとか、バランスとか)を 実現するライブラリのセット(DANCE)を開発し、そのアプリケーションとし て、バーチャル・スタントマンのデモを見せてくれた。階段を転げ落ちる 人とか、車の上から、人に飛びかかる人といったシーンのアニメーション を自動生成するものでした。
もう1件は、流体のリアルタイム・シミュレーションも実現方法の説明 と実演でした。ナビエストークス方程式を、有限要素法で数値計算するの ではなく、角速度を持った粒子の流れとして、方程式を書き換え、数値 計算するらしい。実演では、確かに、リアルタイムで動作していた。

(2) Production

 2件、聴講しました。1つは、映画「スリーピーホロー」?のシーンで、 拷問道具が開いて、中から穴だらけの女性が出てきて、血が背後から 吹き出してくるシーンのメーキング。ILM特性のパーティクル・シミュレー ションシステムで、血の吹き出しを実現したとか。これは、何回も、 見せられたので、夢見が悪そう。
もう1つは、TOY STORY 2のメーキングで、これは、先に電子メールした RenderManセカンドコースと同じ内容でした。

(3) 360度

 これは、1件、聴講しました。ビデオカメラの前に半球体の鏡をを おいて、360度のパノラマ映像を、1度に撮り、1チャネルで伝送、記録 し、再生の時には、半球体の鏡を使って、元に戻すという簡単なもの。 展示コーナーに実物が置いてあり、再生映像を見られるようになっていた。 解像度に問題が有るかとも思いましたが、実際、見てみると、驚いたことに、 そんなに、気にならなかった。

(4) Avatars and Autonomous Behavior

 これは、1件、聴講しました。アバターの動作原理を、UMLで指定する 手法らしいが、講演そのものは、UMLは出てこないし、しゃべってばかりで、非常に退屈だった。

(5) Digital Mayhem

 恐竜達とバスケの有名選手が、バスケするという飲料水のCM映像の メーキング。最近、使えるようになった水しぶきや流体の表現をふんだんに 使った作品。これも、Mayaを使っている。

(6) History of Animation

 アニメーションの起こりから現代の作品までを、分類しCG技術との関連 をふまえ、解説。解説者の話が長く、15分オーバーで終わった。長い話ほど、 面白くない。日本のアニメの代表は、「アキラ」でした。  本当は、別のセッション(Effective Rendering)を聴講する予定でしたが、 忘れてこれを聞いてしまいました(ショック)。

2.展示会補足、その他
 今日、展示会場をすべて見学しましたので、目についた出展を、ご一報 致します。

(1) Henson DIGITAL PerformanceStudio (C. Steve Booth)

 昔の事になりますが、「サイバー文楽」と同じコンセプトの製品が展示 されていました。画面上のキャラクタを、1人が、両腕と手の指を、データ グローブで操作し、もう一人が、やはりデータグローブを改造したようなも ので、首と表情を操作するというシステム。このようなシステムは、下手に 新しい操作デバイスを作るよりもありもので済ますのが正解だったようです。 実演では、セサミストリートのカラミティー蛙でしたが、色々なキャラクター から選べるようになっている。カラミティー蛙は、この会社のトレードマー クみたいで、DMを、持ってくれば、そのぬいぐるみをプレゼントしていた。 日本から、DMを持ってくるのを忘れた。残念無念(;_;。

(2) Art Gallery

 応募のあった芸術?作品の展示と、現地の子供たちが作成した作品と、 大学からの成果出展と、日本の文化庁主催のメディア文化祭で入賞した作品の 展示が有りました。このエリアは、割と日本からの出展が多く、日本人に良 く会う。

(3) 論文リセプション

 論文発表関係者の立食パーティーが、水族館(Aquarium of the Americas)で 催され、夕食を食いに参加しました。ラッキーなことに、水族館に無料で 入れました。日本の水族館をあまり変わらない感じでしたが、水族館敷地内に、 IMAXシアターがありました。この辺が、違いかな。

(4) Animation Theaters補足

 DVDの2巻を購入しました。

(5) Siggraphストアー

 今年は、ラッキーなことに、やっと来年のTシャツが買えました。来年は、 8月12日頃からロサンジェルスです。飛行機代がまた高いお盆の時期です。


7月27〜28日

 ニューオリンズからのレポート6です。今日7/28は曇りで、夕方、通り 雨がありましたが、あまり涼しくなりませんでした。
さて、以下は、Siggraph2000 (http://www.siggraph.org)で受講した セッションの昨日と今日の分です。Siggraphのイベントは今日で終りで、 実況レポートも、今日で終りです。

1.Sketches & Application, Paper

(1) Hardware Rendering

 2件、聴講しました。1つは、広島大の土橋氏と東大の西田先生、 他の論文で、ハードアクセラレータで、ボリュームレンダリングを実現 する方法で、今回は、フォグを実現する方法を説明。
もう一つは、実写の画像と、3Dスキャンされたモデルのカメラ位置を、 シルエットの差分を利用して、マッチングする手法の説明。ある程度、 最初に、手作業で、合わせないと、うまく行かないらしい。

(2) Rendering Technique

 1件、聴講しました。イラスト風の画像とおするため、エレメント毎に、 αバッファーの内容に、ラプラス変換をかけて、縁線を生成させるという 手法。Zバッファで、やるとノイズが少なくないという問題を解決してい るとか。最終的には、両方のバッファの内容を、うまく利用する必要が あるとか。

(3) Web Rendering

 1件、聴講しました。レンダリングサービスをWEB経由で受けつけて、 サービスするというアウトソーシングサービスの提案。インタフェース は、XMLを利用するとか。サービスメニューの例には、ファイルシステム、 レンダリングなど、モデルデータを受けとってから、レンダリング 結果を納品するまでに必要なものになっていた。とても、日本の高価な 通信では、成り立たないかも。結果を通信する時間で、レンダリングが できるくらいかもね。

(4) A First Look at "Shrek"

 PDI/DreamWorksの作品"Shrek"で、フルCGの3Dアニメーションのメー キングで、特に、樽からビール(泡混じり)が流れ出す流体シュミレーショ ンと、その上を、歩くクリーチャによる、流れ出たビールへの作用など。 もう、2から3年前には、考えられない様な進歩。

(5) Texture

 1件、聴講しました。ビデオテキスチャーというもので、撮影した映像 の1カットを、繰り返しであって、繰り返しでない映像に変換する手法。 類似フレームを相関でもとめ、似たフレーム間を確率分布(マルコフ チェーン)で遷移させるというもの。ただし、時間が逆転するような 動作の部分への遷移は、取り去る必要がある。

(6) Non-Photorealistic Rendering

 4件、聴講しました。1つ目は、任意の絵のコンポーネント(顔とか)から、 画家エシヤのタイル絵を作成する手法。タイリング可能な、タイル図形に 頂点追加して、編集することで、エシヤ化したい元絵の輪郭に合わせ、 最終的に出来た輪郭に、元絵を張り込む手法。
2つ目は、セルアニメの被写体の影の実現方法で、キャラクタと置物と 背景の凹凸を3次元モデルにして、シャドーマップを計算して、 影を生成するという手法。結論では、1フレーム当たりの人手の作業量は、 少ないと言っていたようだが、日本では、単価が安いので、成り立たない かな。
3つ目は、3次元モデルから、輪郭(シルエット)を抽出して、エッチン グのようなハッチングをかけて、イラストの様な画像に仕上げる手法。 去年もあったような。
4つ目は、フォトリアリスティックに実現された3次元環境に対して、 テクスチャーを油絵風に変化して、エッジに縁線を表示させ絵のような、 空間へ変換するというもの。応用としては、eコマースの空間を考えている とか。

 セルアニメーション分野で、もっと進んだ内容があると期待してまし たが、期待外れでした。

2.展示会補足、その他

(1) ニューオリンズの食べ物

(2) TV番組

 ニュースを見ても、日本のニュースをやってないので、毎日、 CARTOON NETWORKというチャンネルを見てました。米日アニメとCMしか 流れていないチャンネルです。現在、日本アニメは、ドラゴンボールZと ガンダムWingをやってます。ビデオ屋には、それらが新刊で並んでま した。

以上、ご参考。

明日、ちゃんと起きられれば、無事、帰国できる予定です。


7月29〜30日

今日、ニューオリンズは、晴れで、5:30AMのホテルからタクシーに 乗って、国際空港へ...無事、帰国できました。
ただ、今日、USは、急きょ、ストライキに入ったので、お知り合いで、 USを利用の方は、明日以降の帰国になりそうです。大分、足止めされ たようで、ダラス空港では、USカウンタの前は、TV中継がされてて いました。カメラの前では、泣き抱き合っている女の子が4人(やらせっ ぽい)。私は、航空券を買うとき悩みましたが、USより、JALの方 が安かったので、JAL/AAにしたので、ストライキの影響は無かっ たです。ほっ。
 ちなみに、ニューオリンズのUSカウンターには、長蛇の列で、カウ ンターで、振替可能な便を紹介してもらい、紹介してもらった便の航空 会社のカウンターへ行って、空き状況を確認して、空いてなければ、また、 USカウンタの長蛇の列の後ろにつくということです。  私の知り合いも2枚程、くらってました。顔を見たことのある大学関係 の先生方も何人か、食らっていたようです。

 荷物遅延はあったものの、何にしても、ほっと一息。


あとがき

今回の米国ニューオリンズSiggraph2000の自己啓発ツアーでかかった 費用を、参考のため紹介致します。最低費用として、約46万円でした。 私が、大学にいたときの半年分の学費並ですね。1週間で、半年分の 知識を取得できたかどうか。

金額項目

¥66,550 Siggraphフルカンファレンス登録料(ACMメンバ時)
¥213,800 往復航空券(JAL悟空適用)
¥12,180 旅行保険
¥1,785 トランク配送代(帰国)
¥117,119 ホテル代(8泊9日)
¥5,500 タクシー代(空港ホテル往復)
¥1,650 フェデックス送料(1箱)
¥40,000 食費、その他

¥458,584 合計(お土産代以外)

結局、去年の御盆にロサンジェルスで開催されたときと、同じぐらいかかってますね。 頼まれものの立て替えや、無駄遣いを含めると、総支出は、約60万円 で、お釣りが来る感じになりました。ひえーーーという感じです。 元は、取れそうにないのが、悲しいが、昔、パソコンを2台買った 程度と思えば、安いか(^^;。

あと、渡米時の荷物遅延は、遅延時間が6時間以上過ぎ、荷物が到着するまでに、必要品を購入した費用が、保険としてお金が出るそうです。結局、4〜5時間遅延で、荷物が、ホテルに送られてきたので、保険金は出ませんでした。

ニューオリンズの街中の風景のみですが、数枚、ホームページに 写真を、載せました。ご参考。

 来年、Siggraph2001に参加されようと考えている方に、参考になれば、 幸いです。

以上


Copyright (C) 2000. Hirofumi Inomata and its licensors All right reserved.
TCC00210@niftyserve.or.jp

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