制限事項

  1. チェックボックス"Hardware Acceleration"は常にONに

    コンポーザーのオプションメニューにあるチェックボックス"Hardware Acceleration"をOFFにすると、コンポーザーは、Swatchウィンドウ上にテキスチャー画像の表示を行わなくなる。このテキスチャ画像の表示がされないと、Composite setting...で設定している出力解像度よりも大きな画像の全てをSwatchウィンドウに表示することができないので、実質、大きな入力画像を扱うことが出来なくなる。

  2. 出力解像度を変更した時には何ならかのTest Frameを実行すること

    コンポーザーにおいて、Composite setting...で、出力解像度を変更した場合は、何らかのTest Frameを実行する必要がある。これは、Test Frameが実行されるまで、コンポーザーが、マウスポインタ座標値として、以前の出力解像度を前提にした値を、プラグインモジュールに渡すという症状によるものである。

  3. 入力画像としてRGBM_16とRGBM_16Zのみサポート

    TiPiT v1.5は、入力画像のRGBMチャネルを使用し、Zチャネルは、無視する。INDEX_MやMASK_16は、サポートされない。特に、TravelMatteイベントを、TiPiTの入力に接続する場合は、TravelMatteの出力形式をRGBMに設定することが必要である。

    表.入出力での有効なチャネル
    入出力 RGB M Z

    Sample Image 有効 無視 無視
    Original Image 有効 無視 無視
    Mask Image 有効 無視 無視
    Background Image 有効 有効 無視
    N-th Layer 有効 有効 無視
    Resut Image 有効 有効 有効

  4. IRIX6.5での動作のみサポート。以前のIRIXのバージョン(6.4, 6.3と6.2)と、言語システムの扱いが異なり、以前のIRIXのバージョンで実行すると、コンポーザは、"unresolved symbols ..."といメッセージを出力して、TiPiTのリンクに失敗する。これは、ライブラリlibC.soのエントリ関数の違いによって起きる。

  5. マルチプロセッサで動作させる場合、多くのメモリ容量が必要となる。これは、レンダリングの並列処理に関してボトルネックを解消するため、入力画像にバッファーメモリを設けることによる。

  6. TiPiT v1.0で保存したcmpファイルは、TiPiT v1.5では使えません。

  7. Now, checking more!


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