TiPiT v1.5 ベータ3リリースノート

(株)日立製作所 (2000年3月10日)

 TiPiT v1.5ベータ3(ファイナルベータ)リリースにおいて、既に判明しているバグの一覧を、以下に、示します。これらの不具合を避けて、ご使用いただきたく、お願い致します。また、デバックプリントを有効にしている都合上、応答性が遅くなる場合がありますので、ご了承下さい。


バグ一覧:

  1. (対策済) TIPファイルのインポート機能とエキスポート機能が、正しく動作しません。特に、インポート機能を使うと、Maya Composerがスラッシュする恐れがあります。

  2. (対策済) イベントエディタのカメラの初期値(View X basis, View Y basis, など)をデフォルト値以外で使用すると、TiPiT内で生成される3次元モデルが、Swatchウィンドウの枠から、多少、ずれることがあります。レンダリング結果は、Swatchウィンドウに表示される3次元モデルに合わせた画像が生成されます。

  3. (対策済) リージョン情報ダイアログからカラー選択ダイアログを開いた場合、その後のSwatchウィンドウでのマウス操作がフリーズすることがあります。このような状況になった場合、 他のイベントを選択して、Test Frameを実行すると、直る場合があります。これでも直らない場合、一旦、Maya Composerを終了させて下さい。

  4. (対策済) タイムラインやフローグラフウインドウ上で、TiPiTを複製すると、複製されたTiPiTが、正常に動作しないか、Maya Composerがクラッシュする恐れがあります。

  5. (対策済) View Basis と Target Basis との距離が、100を以下になると、レンダリング結果が、ぼけるという不具合が確認。もし、そのような値を設定したい場合は、メートルをミリメートルに換えるなど、スケールを換えて、設定することで、この不具合を、回避できる。

  6. (対策済) 頂点G0や頂点G2が、スパイダリーメッシュの輪郭と重なると、それらの頂点を、マウスで操作できなくなる。

  7. (対策済) 頂点G0や頂点G2が、スパイダリーメッシュの外側にあると、天井(CEIL)や床(FLOOR)が、レンダリングされない。

  8. (対策済) TiPiTを含むcmpファイルを開いて、すぐに、保存するすると、その保存したファイルには、リージョン情報が保存されない。

以上


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