パノラマ写真の作り方
使った道具:
- カメラ
- Panasonic DIGICAM NV-DJ1 (VIDEO CAMERA itself)
- raynox PRO-5050 (0.5倍の広角変換レンズ、直径49ミリ)
パナソニックのデジカムNV-DJ1のフォトショットで、撮影しています。このビデオカメラを縦にすえて、さらに、広角テレコンバージョンレンズPRO-5050を付けて、画角は、45度程度まで得られます。クイックタイムVRの素材写真としては、画角が、97度程が、標準のようです。Apple
QuickTime VR Authoring Tool Suite のマニュアルには、一眼レフカメラで、ニコンの15ミリレンズが、ベストと書いてあります。したがって、多少、出来たパノラマ写真は、横に、細長いものとなります。
- マウンタや金具類
- GRUPPO Manfrotto 410 JUNIOR GEARED HEAD (x-y-z 3方向角度調整)
- Velban MACRO SLIDER (x-y 2方向シフター)
- U.N CAMERA ANGLE CHANGER、もしくは、SLIK Vertical Bracket S (カメラ縦マウント金具)
- SLIK PROFESSIONAL 2 (カメラ3脚)
- 止めネジ変換ネジ
セッティングについては、Apple QuickTime VR Authoring Tool
Suite を参考にして、組んでみました。
- マッキントッシュ・ハードウェア
- Apple Power Macintosh 8100/100AV
- インターウェア社 GrandVimage 20AV (ビデオキャプチャボード)
- マッキントシュ・ソフトウェア
- ビデオキャプチャツール (Adobe Premiere)
- 画像編集ツール (GraphicConverter 2.4とAdobe PhotoShop 4.0J)
- Apple QuickTime VR Authoring Tools Suite 1.0 or 2.0
- RealAudio Encoder 2.0.1
- Opcode Audioshop
- Netscape Navigater 3.01
- Adobe PAGEMILL 2.0J
デジカムからビデオキャプチャツールを使って、パノラマ写真の素材となるフレーム画像を切り出し、画像編集ツールで、1つずつ、PICTファイルとして、保存します。それらのPICTファイルを、Apple
QuickTime VR Authoring Toolsで、パノラマ写真として合成します。
日経MACの8月号の187頁の記事によれば、広角レンズで撮った画像の歪みを、Adobe
PhotoShopの球面変形フィルターを通して低減できるとありました。上記デジカムで撮った画像へ適用してみると、隣り合う画像が、ほとんど重なるように歪みを低減することが出来ました。
クロスプラットホームのQuickTime VRムービーを作るために:
- パノラマ写真画像のサイズは、384 x 1248とします。相似に伸縮して、足りない部分には、黒色を、塗っておきます。もし、サイズが異なると、Windows版のVRプレーヤ(QuickTime
VR 1.0)が、アプリケーションエラーで、落ちます。
- マニュアルもちゃんと読みましょう。
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